ゲンティン系、学生向けカジノ経営講座
[日本経済新聞 2014/8/22 23:27]
■ゲンティン・シンガポール（マレーシアのカジノ運営最大手の子会社） 統合型カジノリゾートの経営手法を教える講座を日本とシンガポールの大学生を対象に９月から始める。
ゲンティン・シンガポールはシンガポール経営大学と提携し、同大の学生と日本からの交換留学生に向けたコースを提供する。将来の観光産業を担う人材の育成と人材の早期発掘が目的。同社は日本進出を検討しており、将来の採用に役立てる。
ゲンティン・シンガポールは同プログラムに３年分として50万シンガポールドル（約4130万円）を寄付した。同コースは９月に始まる見込み。３カ月の集中プログラムの間、学生は大学の教室での授業に加え、ワークショップや視察、シンガポールにある同社の統合型リゾート「リゾート・ワールド・セントーサ」での実地研修に参加する。（シンガポール＝谷繭子）
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM2001D_S4A820C1FFE000/