特定非営利活動法人
イーストベガス推進協議会

カジノは社会に損失 オンブズマン 反対の大会決議

秋田がピンポイントでとりあげられていたので、反対派の記事も。
「『まちづくり』のためにカジノという発想は好きになれない」
こんな一部個人の嗜好だけで、未来の市民のビジョンを奪う方が社会的損失です。

 

カジノは社会に損失  オンブズマン 反対の大会決議

[しんぶん赤旗 2014年9月8日(月)]

全国市民オンブズマン連絡会議が「じぇじぇじぇ! 秘密保護法・公共事業・政務活動費」をテーマに盛岡市内で開いた大会が7日、終わりました。秘密保護法、政務活動費、ギャンブル問題、地方自治法改正問題の四つの分科会で議論し、全体会では「行政による不当な情報不開示とたたかい公文書の保存・管理を徹底させる」などとする大会宣言、IRカジノに反対する決議を採択しました。

 

「ギャンブル問題分科会」では、ギャンブル依存症の深刻な実態や政府がすすめるカジノ賭博合法化の動きに厳しい批判の声があがりました。

 

北海道精神保健福祉センター所長の田辺等医師が基調講演し、諸外国と比較しても格段に高い日本のギャンブル依存症有病率の要因について、(1)パチンコなどギャンブル体験の日常化(2)サラ金により資金入手が容易であること(3)女性にもギャンブルが普及していること―をあげ、カジノ合法化の動きについては「『まちづくり』のためにカジノという発想は好きになれない。新しい依存症が出てくる可能性がある」とのべました。

 

ギャンブルオンブズマン代表の井上善雄弁護士が韓国で唯一、自国民向けに開放されているカジノ・江原(カンウォン)ランドの視察報告をし、「市民オンブズマンとしてギャンブルによる社会的損失について目をむけていく必要がある」と訴えました。

 

秋田市で起きているカジノ誘致運動について、多重債務問題にとりくんでいる「秋田なまはげの会」の近江直人弁護士が報告。会場からは、「オンブズマンがなぜギャンブル問題にとりくまなければならないかよくわかった」「公有地をカジノ施設の用地とさせない運動も考えられる」などの発言がありました。

 

ソース:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-09-08/2014090815_01_1.html